「お家で練習した時は、ペダルの踏みかえ、上手く出来たのに
会場では、ペダルが濁ってしまいました。」
「何だか、冴えない感じのペダリングになってしまいました。」
本番を終えて、こんな会話をした経験、ありませんか?
そうなんです。
ペダルの硬さや踏み具合・・
ピアノの機種によっても本当に様々なんです。
コンサート用のピアノのペダルは、
通常自宅で使用するグランドピアノより
はるかに細かく反応しますから、
充分に気をつける必要がありますね。
初心者の方にお勧めの練習方法は、
1.ドミソの三和音を弾く→手は鍵盤に残したまま、
2.右ペダル(ダンパーペダル)を踏む
3.手は鍵盤から離す→ペダルは踏んだまま
4・シレソの三和音を弾く→ペダルを上げる
5.手は鍵盤に残したまま→ペダルを踏む
6.手を鍵盤から離す
これをゆっくり繰り返すところからスタートしてみてください。
勿論、耳で良く響きを聴きながら・・です!
そして、中級以上の方の場合、こんな練習してみてください。
1.ドミソの三和音を弾く→手は鍵盤に残したまま
2.ペダルを踏む→手は鍵盤から離す
3.ペダルだけで、音を少しずつ少しずつ減衰させる
これもゆっくりと、完全に響きがなくなるのをよく耳で聴いてください。
そして、ソステヌートペダルを使って
ワルツ等の1拍目の(ブンチャッチャのブンに当たるところ)
音を消さないで弾く練習方法もあります。
ワルツを気持ち良く弾いているのに同時ペダルにしてしまい
1拍目の音が消え、何だかかっこよく決まらない・・という方にお勧めです。
これは、レッスンの時にお伝えしましょう。
いずれにせよ、かかとは床につけ、足首を柔軟にしておく必要がありますよ。
ペダルのタイミングが、合わないと
せっかくの音楽が何だかな~~??と首をかしげる結果になってしまいます。
ゆっくり、じっくりと
耳をすまして練習しましょう。
質問のある人、続きはレッスン時に、ね(^_-)-☆
いつも応援しています♪♪